泡は石鹸の洗浄力の目安になるからです。 石鹸が泡立つ濃度は、その石鹸/洗剤が洗浄...
泡は石鹸の洗浄力の目安になるからです。
石鹸が泡立つ濃度は、その石鹸/洗剤が洗浄力を発揮できる濃度(臨界ミセル濃度)とはほぼ一致しています。つまり、泡そのものが大事なのではなく、その石鹸液が泡立つ「濃度」になったことが大事なのです。
いくら石鹸を入れても、それが溶けていなければ水中の濃度が上がらないので泡は立たず、洗浄力も出ません。それどころか、色の濃い洗濯物に付着して汚れたり、洗濯槽の黒カビの原因になったりします。
水温にも気をつけましょう。たとえば高温タイプの石鹸を冷水でいくら撹拌しても、充分に溶けないので泡立ちません。その石鹸に適した温度を保つことが大切です。
液体石鹸は粉石鹸よりも溶けやすくなっています。しかし、ただ水に入れただけでは充分な洗浄力を発揮できる状態になっていません。きちんと撹拌して溶かし込んでおきましょう。
合成洗剤は低発泡タイプの製品もあるため、泡立ちが洗浄力の目安にならないケースもあります。それでも事前によく攪拌して溶かしておくことは大事です。
2010年5月15日初出