以前と使用量は同じなのに、石鹸の泡立ちが悪くなってきた。そんな時は以下を疑ってみて下さい。
水が冷たくなってきた
水が冷たい為に石鹸が良く溶けず、その為に泡立たないというケースです。水道水で洗濯している場合に陥りやすい現象です。
夏場は殆どの地域で水道水の温度は20℃を超え、洗濯にそのまま利用しても石鹸は良く泡立ちます。しかし、秋から冬にかけて水温が下がると石鹸が溶けにくくなり泡立ちも悪くなります。
対策
風呂の残り湯を利用する、給湯器から差し湯する等して水温を上げましょう。濯ぎの1回目まで同程度の水温を保つのが理想です。
以前より洗濯物が激しく汚れている
汚れが付き易い職場に変わった。スポーツを始めた。子育てや介護が始まった。
この様な変化があると、衣類に付着する汚れも以前より増えます。結果、汚れに対する石鹸が不足して泡立たなくなります。
対策
汚れに応じて、石鹸の量を増やして下さい。
洗濯槽が汚れている
洗濯槽が汚れてくると、その汚れに石鹸が消費されます。その結果、本来の洗濯を行う為の石鹸が不足し、泡が消えてしまいます。
対策
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)で洗濯槽掃除をします。専用の洗濯槽クリーナーを使うのも良いでしょう。
2020年2月改訂(2001年7月初出)