縦型全自動洗濯機の洗濯槽掃除

1．洗濯槽に何も入っていないことを確認し、熱めのお湯（50℃くらいまで）を高水位まで入れる。

湯温が洗濯機の耐熱温度を超えないように注意。耐熱温度は洗濯機の取扱説明書で確認する。

2．過炭酸ナトリウム（酸素系漂白剤）を洗濯槽に投入。使用量はお湯10Lあたり100gが目安。洗濯槽の汚れ具合によってはもう少し必要になることもある。

3．標準コースの「洗い」のみに設定し、洗濯槽の様子を見ながら3分くらい攪拌する。
※「遠心力タイプ」の洗濯機の場合は、標準コースではなく「遠心力コース」を選ぶこと。

4．洗濯槽がひどく汚れていると過炭酸ナトリウムが反応して過剰に泡立つことがあるので、そうなったら攪拌を止める。

泡があふれそうになったら洗面器などですくい取って捨て、それでも泡立ちが収まらないようなら槽内の湯を減らす。

5．お湯を溜めたまま1～2時間放置。 このとき、湯垢のついた洗面器や風呂いすなどを一緒に浸けこんでおくと湯垢が落ちやすくなる。

6．浸けおき時間が過ぎたら洗濯槽の中に浸けておいたものを取りだし、3分くらい攪拌する。このとき、黒カビなどの汚れが一気に浮いてくることが多い。

7．攪拌が終わったら水中の黒カビや汚れなどを目の細かい網などですくい取っておくと、後のすすぎが楽になる。

8．排水して脱水。更にきれいな水に入れ替え、すすぎ～脱水を2回ぐらい行う。水の汚れが気になるときはこの作業をくり返す。

9．糸くずフィルターに溜まった黒カビや汚れを捨てる。洗濯機のフタは開けっ放しにし、湿気がこもらないようにしておく。