おむつやタオル、赤ちゃんのよだれかけなどは、湿って汚れた状態で放置していることが...
おむつやタオル、赤ちゃんのよだれかけなどは、湿って汚れた状態で放置していることが多いので、空気中の酵母(カビの仲間)が繁殖して、ピンク色になってしまいます。ピンク色の酵母そのものは、人体に害はありませんが、酵母が繁殖しやすい状態は雑菌が繁殖しやすい状態でもあるので、湿った汚れ物はなるべく放置しないようにしましょう。洗うまでの間、セスキ炭酸ソーダを溶かした水につけておくと、空気に触れないので酵母が繁殖しない上、弱アルカリ性なので雑菌も繁殖しにくくなります。
洗った後に汚れが十分落ちていない場合も、洗ってから乾くまでの間に酵母が繁殖してピンク色になることがあります。湿った汚れ物を放置しないように気をつけていても、洗濯の度にピンク色が増えていくようなら、汚れ落ちが不十分だと思われます。十分な量の石けんを使い、必ずしっかり泡だった状態で洗濯するようにしてください。
一度ピンク色になってしまったものは、普通の洗濯では色が取れませんが、石けんを使って煮洗いすればピンク色が取れます。煮洗いの方法は、こちらを参考にしてください。→煮洗いの方法
<改訂に関する補足>
以前は、煮洗いに石鹸と過炭酸ナトリウムを併用する方法をご紹介していました。しかしその後、煮洗いに過炭酸ナトリウムを加えても特別な漂白効果は期待できないことが分かりました。そのため、石鹸のみで煮洗いを行うよう記述を改めました。
ただし、アルカリ剤無添加の純石鹸(無添剤石鹸)で煮洗いを行うとき、助剤代わりに過炭酸ナトリウムを加えることには意味があります。助剤としての過炭酸ナトリウムについては、炭酸塩と酸素系漂白剤をご覧ください。
2010年1月12日改訂