炭酸ソーダを使った洗濯機でのアルカリ洗濯法です。手洗い、部分洗いなどにも応用できます。
炭酸ソーダやセスキ炭酸ソーダなど、アルカリ剤だけで衣類を洗うことを「アルカリ洗濯」と呼びます。アルカリ剤は油性汚れを自然乳化(けん化)して落とすはたらきがあり、また垢や血液、食品由来のタンパク質汚れもある程度落とすことができます。石鹸を溶かすような手間もいらず、すすぎ水も少なくてすみます。
石鹸が必要なほど激しく汚れてはいないけど、水洗いだけではちょっと不安。そんな軽い汚れの洗濯物におすすめします。なお、炭酸ソーダの水溶液はpHが高めなので脱脂作用も強めです。手荒れ防止にゴム手袋をしましょう。
水30Lに対して炭酸ソーダ小さじ1~大さじ半分(約8g)
あまり入れすぎると洗い上がりがベタ付いたり、臭いが出たりすることがあります。炭酸ソーダを溶かした水を触ってみて、ほんの少し指先が滑るようなヌルッとする感触があれば充分です。
水に溶けやすいので、特別な溶かし込みは要りません。洗濯物と同時に洗濯槽に入れられます。

注1:浸けおきに向かない洗濯物もあります。詳しくは、浸けおきについてをお読みください。
すすぎは1回でもOK。すすぎ水に残ったアルカリが気になるときは、最終すすぎ時にクエン酸を少量入れても良いでしょう。
浸けおきに向かない洗濯物もありますので、ご注意ください。浸けおきに向かないものは以下のとおり。
化繊や化繊混紡のものがつけ置きに向かないのは、一度繊維から離れた汚れがふたたび繊維に戻ってしまう「再汚染」が起こりやすいからです。
なお、上記に該当していても、浸けおきで問題が出ないケースもあります。失敗しても惜しくない洗濯物であれば、試してみてもいいでしょう。
まれに、上記に該当しなくても問題が出ることがあります。絶対に失敗したくない大事な衣類など、心配なものについては浸けおきはやめておきましょう。
油汚れのひどい洗濯物は、石鹸での洗濯がおすすめ。でもその前に一度、アルカリ洗濯でざっと洗っておくと、汚れがゆるんで落ちやすくなります。このように、本格的に洗う前に軽く洗っておくことを予洗いといいます。
炭酸ソーダの量は、洗濯機の水30リットルにつき小さじ1~大さじ半分くらいが適当。汚れを浮かせるのが目的なのでつけ置き無しでもOK。もちろん、つけ置きすればさらに効果的です。
炭酸ソーダ水溶液をスプレーしてしばらく放置。そのあとブラシで軽くこすってから洗濯機で普通に洗います。ガンコ汚れには炭酸ソーダをスプレーしてから石鹸を塗りつけてブラシでこするとさらに効果的。

少し臭いが気になる寝具(洗えるタイプ)や布団カバー。こまめに洗いたい夏のタオルケットやシーツ。家族全員分のビッグサイズの枕カバー。子供のおねしょ布団。カーテンやカバリング類など水洗いできる大物全般のお洗濯に。
炭酸ソーダ水溶液に赤ちゃんの使用ずみ布オムツを浸けておきます。洗濯するまでにある程度汚れがゆるみます。水道水をそのまま使うより雑菌が繁殖しにくいので、臭いも比較的軽いようです。
炭酸ソーダ水溶液に使用ずみ布ナプキンを浸けておきます。アルカリの作用で血液がよく落ち、あとのお洗濯が楽に。
長く浸けおく時は、途中でざっとすすいで絞り、炭酸ソーダ水溶液も作り直しましょう。作り直しの目安は1日1回です。

2009年11月11日

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