食器洗い機用の洗剤として
使用量の目安:4~5人用の機種で小さじ1杯(約5g)程度。
※食器の量や汚れ具合によって加減して下さい。
アルカリと漂白作用で茶渋まですっきり洗い上げます。食器洗い機にこもる悪臭にも効果的です。
食べ残しやカレールー、ソースなどは、予めおがくずやぼろ布、スクレーパーなどで拭き取ってから、食器洗い機に入れます。
◆注意
金彩のある食器や、ステンレス以外の金属製品は過炭酸ナトリウムで洗わないで下さい。
過炭酸ナトリウムが食器の汚れを落とす仕組み
- 過炭酸ナトリウムが湯に溶ける
- 過酸化水素(活性酸素+水)が発生。活性酸素の作用で茶渋などを漂白
- 過酸化水素を失った過炭酸ナトリウムは炭酸ソーダ(炭酸塩)になる
- 「アルカリ」+「熱い湯」+「湯が吹き付けられる物理的な力」、この3つにより食器の汚れが洗い流される
食器・調理器具・布巾類の漂白に
使用量の目安:湯2リットルに大さじ1杯
茶渋の付いた湯飲みやカップ、色やカビの付いたまな板、布巾の染みやカビ等に効果があります。
- 漂白したい物が充分に浸かる量の湯(40~50℃)を容器に溜める。
- 漂白したい物を湯に浸ける。
- 半時間~1時間着け置く。
- 引き上げて水でよく濯ぐ。
◆注意
金彩のある食器や、ステンレス以外の金属製品、金属様光沢のあるプリントが付いた布製品は過炭酸ナトリウムで漂白しないで下さい。
金属素材に過炭酸ナトリウムが使えない理由(ステンレス除く)
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)は金属(ステンレス以外)と反応する性質があります。その結果、素材が傷んだり、食器の金彩部分が変色したりする可能性があります。
よって、例えば以下の様な物には過炭酸ナトリウムを使わない方が安全です。
- 銅鍋、アルミ鍋
- 銀や錫製のスプーン・フォーク
- 金彩の入った食器
2020年6月改訂