石鹸の定義

石鹸の定義にはいくつかありますが、国際界面活性会議の用語によれば、石鹸とは 炭素...

石鹸の定義にはいくつかありますが、国際界面活性会議の用語によれば、石鹸とは

炭素原子を少なくとも8個含む脂肪酸または脂肪酸混合物のアルカリ塩(無機または有機)をさす総称

(阿部芳郎「洗剤通論」1985、近代編集社、P.3)

とされています。

石けんの分類
石けん アルカリ石けん ナトリウム石けん(脂肪酸ナトリウム)
カリウム石けん(脂肪酸カリウム)
アンモニウム石けん(脂肪酸アンモニウム)
有機塩基石けん(トリエタノールアミン石けん、L-アルギニン石けんなど)
金属石けん カルシウム石けん、マグネシウム石けんなど

上記の定義では、洗浄力のない金属石鹸(石鹸かす)も石鹸の中に含めています。日常的に私たちが洗浄に使う、狭い意味での「石鹸」とは、

脂肪酸または脂肪酸混合物と、アルカリ金属が中和して結合してできた化合物

を指します。つまり、脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウムのことです。石鹸百科では、特に断りのない限りはこの狭い意味で「石鹸」という言葉を使っています。

2009年11月11日改訂