石けんの泡は、洗うときにいろいろな役目を果たしています。泡の役目は、洗うものや洗...
石けんの泡は、洗うときにいろいろな役目を果たしています。泡の役目は、洗うものや洗い方によって少しずつ違っています。
石鹸や洗剤は、界面活性作用(油脂と水を混ぜ合わせる力)で汚れを石鹸水(洗剤水)に溶かして落とします。ですが、それとは別に、泡にも汚れを対象物から吸い出すようにはがし取り、包み込む作用があります。洗顔、網戸洗い、カーペットの染み抜きなどでは泡をぬりつけて汚れを浮かせ、汚れを含んだ泡ごと洗い流したり拭き取ったりして洗浄します。
ただし、洗濯機や洗い桶、たらいに石鹸液を溜めてそこで洗うようなときは、泡の汚れ落とし能力はそれほど期待できません。複雑な形状の繊維にしっかりくっついた汚れを浮かせるほど泡の力は強くありませんし、石鹸水に沈んだ洗い物は泡に触れていないからです。このようなときに汚れを落とすのは「泡」ではなく、石鹸液の持つ「洗浄力」です。
泡は、石鹸液が洗浄力を持っているかどうかの目安としても利用できます。
なぜかというと、石鹸液はある一定以上の濃度があってはじめて洗浄力が出るからです。そして、泡の立つ濃度と洗浄力の出る濃度はほとんど同じ。ですから「泡が立っている=汚れを落とす力がある」と判断できるのです。そのほかには、水面に浮かんできた石鹸カスを包み込んで、衣類に付着しないようにする役目も果たしているようです。
泡は空気を含んでいるのでクッション性があります。シャンプーのときは充分泡立ててと言われるのは、このクッション性で髪の毛同士がこすれ合うのを防ぎ、摩擦によるダメージから髪を守るためです。また、顔や身体も泡で包むようにして洗うと、摩擦による肌への刺激が少なくてすみます。
2009年11月改訂
泡で出るタイプの石鹸洗顔フォームです。忙しい朝にぴったり。さっぱりと洗い上げ、ローズフルーツ・コラーゲン・へちま水がみずみずしいうるおいを保ちます。天然ハーブのほのかな香り。詰替用も。
627円〜1,045円(税込)
サッパリとした洗い心地の石鹸ボディソープです。きめの細かい泡で出てくる泡ポンプ式。ラベンダー・オレンジ・ゼラニウムが爽やかに香ります。石鹸シャンプーとしてもどうぞ。
550円〜715円(税込)
泡ボトルタイプの洗顔石鹸(洗顔フォーム)です。オリーブから生まれた植物性洗顔石けんが、うるおいを保ちながら汚れはしっかりと落とします。詰替用もあります。
660円〜880円(税込)
太陽油脂の液体石鹸シャンプーです。ローズマリーなどの精油をブレンドしたシトラスフローラスの香り。新型泡ポンプの採用により、ホイップクリームのような濃密な泡が作れます。
770円〜1,188円(税込)
洗う成分はカリ石けん素地。つまり石鹸シャンプーです。髪をすっぴんの状態に洗い上げることだけを考えて作られました。シリコーンなどのコーティング剤は入っていません。
1,540円〜2,090円(税込)