石鹸の中の、軟らかくて泡立ちの良い成分だけが先に溶け出してしまったからです。 ひ...
石鹸の中の、軟らかくて泡立ちの良い成分だけが先に溶け出してしまったからです。
ひとつの石鹸の中には、いろいろな脂肪酸からできた、いろいろな性質の石鹸が混在しています。たとえばオレイン酸石鹸は軟らかくて水によく溶け、泡立ちも良い。一方、ステアリン酸石鹸は高温で素晴らしい洗浄力を発揮するけれど、硬くて泡立ちが良くない。
ですから石鹸を作るときは、それぞれの成分がバランスよく溶けてゆくようよく考えて作るわけです。ところがその石鹸がずっと水に濡れたままだとどうでしょう。軟らかくて水に溶けやすい成分が先に流れ出してしまい、あとには硬くて溶けにくい成分だけが残ってしまいます。こうなると、おろしたてのときのような泡立ちの良さはもう戻りません。
最後まで気持ちよく石鹸を使うためには、使った後の水切りをしっかりとしておくことが大切です。詳しくは、関連情報もご参照ください。
2009年11月11日改訂