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目次 石けんライフのパートナーたち

過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)の使い方

過炭酸ナトリウム(2Na2CO3・3H2O2
sodium percarbonate

■ 特長

  • 白色の粉末で、炭酸ナトリウム水溶液に過酸化水素を反応させて得られます。
  • 水に溶けて炭酸ナトリウムと過酸化水素に解離します。水溶液はpH10.5(1%)の弱アルカリ性を示します。
  • 過酸化水素は弱アルカリ性水溶液中で加熱した場合に、活性酸素と水に分解して酸化力を示し、色素を分解して無色の物質に変えます(漂白)。分解された物質は除去されやすくなります。
  • 反応は温和なので、絹・毛を除くすべての繊維に使用でき、色柄物や樹脂加工したものにも使用できます。

■ ご注意

  • 絹・毛には使用できません。
  • 金属の触媒作用で急激に分解して、変退色や繊維の劣化が起こることがありますので、金属を含む染料(草木染めの媒染剤に鉄や銅を使っている場合など)には用いないでください。
    金属製のボタンやファスナー、バックルなどがついている衣類にも用いないでください。ステンレス以外の金属製の容器は使用しないでください。
  • 水に触れると分解して効力を失いやすいので、湿気を避けて保管してください。

● 衣類のつけおき漂白に

洗濯の終わった後の衣類の漂白に使います。40℃(入浴するぐらいの温度)のお湯3リットルに、大さじ2杯の過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を良く溶かし、衣類をつけこみます。 1時間ぐらい(お湯がさめるまで)置いて、よくすすぎます。ふたをするとお湯が冷めにくく、効果的に漂白を行えます。

綿や麻の白物は、もっと高温のお湯を使うとさらに効果的です。

たらいに入らない大きなものは、浴槽を使って漂白するとよいでしょう。このときも浴槽にふたをして、お湯が冷めないようにします。

● 煮洗いに

水1リットルに対して粉石けん小匙2杯と酸素系漂白剤小匙1杯を入れて良く溶かし、煮洗いするものを入れて、吹きこぼさないように弱火で20〜30分煮た後、水で薄めて良くすすぎます。 ふきんも、薄汚れたシャツなども、真っ白になります。

→詳しくは【入門編】煮洗いの方法をご覧ください。

● 液体石けんや無添剤粉石けんの助剤として

洗濯機での日常着の洗濯に無添剤の粉石けんや液体石けんを用いる場合には、助剤として炭酸塩やセスキ炭酸ソーダを加えるのが効果的ですが、ない場合には酸素系漂白剤で代用することもできます。 洗濯機1杯に大さじ1〜2杯を加えて使います。
発生した活性酸素は衣類の汚れに作用するより先に石けんと反応してしまうため、漂白作用は期待できず、炭酸ナトリウム(炭酸塩)の部分だけが助剤として働きます。漂白したい場合は、洗濯後につけおき漂白を行ってください。

● 食器・調理器具の漂白に

こびりついて落ちない茶しぶは、漂白するときれいになります。まな板についた食品の色が落ちない場合の漂白にもお使いいただけます。 40℃以上のお湯2リットルに大さじ1杯の酸素系漂白剤を溶かし、食器を入れて一晩つけ置きした後、良くすすぎます。
ただし、金彩の入った食器には使用しないでください。

● 洗濯槽の掃除に

全自動洗濯機の洗濯槽の裏側に黒カビが発生したときの掃除に使います。 熱めのお湯を洗濯槽の高水位まで入れ、酸素系漂白剤を500g〜700g(洗濯機の容量や汚れ具合によって加減します)を入れて、3分間撹拌して良く溶かし、一晩放置した後、3分間回してから排水して、水で1サイクル運転すると、黒カビがとれます。

→詳しくは【入門編】洗濯槽の掃除をご覧ください。

● 浴室の掃除に

タイルの目地に黒カビが生えてしまった場合は、粉石けんと酸素系漂白剤を混ぜて少量のお湯でペースト状に溶いたものをカビの部分に塗り付け、1〜2時間後に古歯ブラシで優しくこすって落とします。 酸素系漂白剤とお湯だけではさらさらしていますが、粉石けんを少量混ぜることによってペースト状になり、壁面にもくっつけやすくなります。

→詳しくは【入門編】浴室の掃除をご覧ください。
 
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