感染症予防と手洗い

新型インフルエンザ・季節性インフルエンザ・ノロウイルスや風邪などの感染予防の基本...

新型インフルエンザ・季節性インフルエンザ・ノロウイルスや風邪などの感染予防の基本は「正しい手洗い」です。菌やウィルスの付着しやすい手指を良く洗うことは、もっとも簡単で有効な感染予防策なのです。ただ、効果的にキレイにするためには、押さえておくべきポイントがいくつかあります。

1. 石鹸と流水で洗う

水で洗っただけでは菌やウィルスは落ちません。でも、流水で、石鹸を使って強めにもみ洗いをすれば、短時間でほとんどの菌やウィルスを除けます。

ただし、洗面器などにためた水を使って洗っては意味がありません。一度落ちた菌やウィルスがまた手に戻ってしまう可能性があるからです。手洗いの際は、必ず流水を使いましょう。

2. 手の隅々までよく洗う

手のひらだけでなく、指先や指の間、手首など、洗い残しがちなところも意識して洗いましょう。爪が長いとそこだけ洗い残しやすいので、できれば爪は短くしておく方が理想です。短くするのが難しい場合は、爪ブラシを使って爪の間もしっかり洗うようにしましょう。

具体的な手洗いの方法は、このページ下部の「正しい手洗いの仕方(ページ内リンク)」をご覧ください。

上記2点をきちんと押さえていれば、たとえ手に病原性の細菌がついてきても、そのほとんどが取り除けます。そうすれば、必要以上に怖がらなくても大丈夫です。

石鹸自体に細菌やウィルスを殺菌・消毒する効果はありません。しかし石鹸の泡と流水の力で、これらの病原体をしっかり洗い落とすことができます。そのため、この方法でも十分に感染を予防する(感染の機会を減らす)ことができるのです。

詳しくは「石けんで除菌はできますか?」もご覧ください。

3. 手洗い後は、ハンドケアもしっかりと

手洗い後のハンドケアも大切です。手が荒れると、細菌やウィルスがつきやすく、洗っても落ちにくくなるからです。

特に注意が必要なのは、感染予防のため手洗いとともに使われることの多い消毒用のアルコール製剤。これには皮膚を乾燥させる作用があるため、手荒れしやすいのです。

手を洗ったあとは、ハンドクリームやオイルなどをていねいに塗って、しっかり皮膚を保護するようにしましょう。

正しい手洗いの仕方

  1. 手を流水でぬらす。
  2. 石鹸を手にとり、よく泡立てる。
  3. 手のひらをよくこする。
  4. 手の甲もよくこする。
  5. 指先も念入りにこする。
    片方の手の指先で、もう片方の手のひらをこするようにするとよい(爪ブラシで爪の間をよく洗うとなおよい)。
  6. 指の間を十分に洗う。
    指を伸ばしたまま両手を組むようにしてこすり合わせるとよい。
  7. 親指の付け根まで洗う。
    親指全体を包みこむように、親指の付け根部分まで十分に洗うこと。
  8. 手首もしっかり洗う。
  9. 流水を使ってすすぐ。
    すすぎ残しのないよう注意して、念入りに。
  10. きれいなタオルでしっかりと水気を取る。
    感染症の方とはタオルは共用しないほうが安全。その時期だけペーパータオルを使うのもよい。

参考資料:文部科学省ホームページ

学校給食調理場における手洗いマニュアル別ウィンドウで開きます

≪参考資料≫(PDF:1,071KB) のP32「(6)手洗いには石けん液が適している」

2010年1月18日

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