アルカリ性なので染みる
石鹸はpH10程度の弱アルカリ性なので、目や粘膜、傷口などに直接触れると刺激があります。
シャンプーや洗顔の時は瞼を閉じて目に入らないように注意しましょう。それでも目に入ったら、きれいな水で良く洗い流します。
一時的に染みても大丈夫
石鹸は薄まると界面活性作用が無くなります。目に入った石鹸が体に浸透して害を及ぼす等はまずありません。
目に染みると体が自動的に涙を分泌し、石鹸を洗い流そうとします。また、染みると痛いので水で洗い流そうという気分になります。
従って、「石鹸が長時間目の中に留まっているのに気付かず害を被る」等の心配はありません。むしろ、染みて痛みを感じるから安全と言うことも可能です。
目を瞑れない場合には?
幼い子供等は「目を瞑ってね」と伝えても巧く行かない場合があります。その場合には、シャンプーハット等の便利道具を使うと良いでしょう。
2021年1月改訂(2020年12月初出)