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粉石鹸には炭酸塩、固形石鹸にはケイ酸塩と違うアルカリ剤が使われているのはなぜ?

炭酸塩を固形石鹸に混ぜると、石鹸が乾燥しすぎるからです。 炭酸塩は、周りのものか...

炭酸塩を固形石鹸に混ぜると、石鹸が乾燥しすぎるからです。

炭酸塩は、周りのものから水分を奪い取るはたらきがあります。石鹸に炭酸塩を混ぜると、石鹸の水分を吸収して空気中にどんどん放出し、石鹸をカチカチに乾かしてしまいます。そうなると、なかなか溶けない使い勝手の悪い固形石鹸ができてしまうのです。

また、炭酸塩を混ぜた固形石鹸は、時間が経つと表面に炭酸塩の結晶がヒゲのように生えてきて見た目も良くありません。

それに対し、ケイ酸塩は濃い水溶液(水ガラス)の状態で石鹸に混ぜます。水ガラスは、水分を含んだ状態で安定しているので、石鹸の水分量(15~20%)を適度に保ってくれます。これが、固形石鹸にはケイ酸塩が適しているとされる理由です。

粉石鹸の場合は、石鹸の水分を吸収して結晶化する炭酸塩の性質が、粉石鹸をサラサラに保つはたらきをします。これはむしろ都合が良いので、粉石鹸には炭酸塩を加えるのです。

2009年11月11日改訂