皮膚の表面は弱酸性ですが、弱アルカリ性の石けんで洗っても、洗浄後には石けん成分を...
皮膚の表面は弱酸性ですが、弱アルカリ性の石けんで洗っても、洗浄後には石けん成分を洗い流すので問題はありません。 健康な肌には弱酸性にもどる力があるのです。
皮膚を洗う場合には、ホコリや汚れ、細菌などの外部から付着した汚れと、分泌物、汗や脂肪分など内部からの汚れの両方を落とすことが大切です。
皮膚表面の皮脂や汗などは酸性の物質ですから、石けんで洗うと、石けんは界面活性作用を失ってしまいます。
ですから、一般の化粧石けんや刺激の少ない石けんは、皮脂や角質を必要以上に取り去ることがありません。
しかし、弱酸性や中性の洗浄剤の場合、皮膚表面で界面活性作用を失うことなく残ってしまい、皮膚に影響を与える可能性があります。
皮膚の表面(角質層の表面)はpH5.5~6.2の弱酸性です。
弱アルカリの石けんで洗った後でも、水で洗い流すと、皮膚表面はほぼ中性近くまで戻ります。
健康な肌であれば、その後、徐々に皮脂などが分泌されて弱酸性に戻っていきます。
乾燥肌や皮脂分泌の弱い肌の場合は、石けんを洗い流した後に弱酸性の化粧水を使うとよいでしょう。(ただし、炎症をおこしている皮膚には、石けんをはじめ、洗浄剤の使用には注意が必要です。)