国際生化学分子生物学連合の決まりがある
「○○ーゼ」という酵素名が多いのは、国際生化学分子生物学連合の酵素命名委員会が、酵素の名前の最後には必ず「アーゼ」と付けるよう定めているためです。
作用によっても名付け方が違う
酵素がどんな物質にどのようにして作用するのかなどによっても命名ルールが決まっています。
例えばアミロースを分解する酵素は「アミラーゼ」。そこからさらにグルコースを生成するものは「グルコアミラーゼ」。
アスパラギン酸のアミノ基(-NH2)を転移(transference)させる酵素は「アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ」といった具合です。
2020年2月改訂(2009年11月初出)