ニセ科学と石けんの諸問題 -洗浄の科学とシャボン玉石けん-

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ニセ科学的体質

EM石けんの製造販売はシャボン玉石けんの体質が、いわゆる「ニセ科学」色の強いものであることを如実に示しています。

ニセ科学について・・・

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/nisekagaku/nisekagaku_nyumon.html

2006年末にNHK「視点・論点」で「まん延するニセ科学」について語った大阪大学の菊池誠教授の『「ニセ科学」入門』に分かり易く解説されています。

http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~konami/myboard/deceitscience.html

2006年5月には京都女子大学の小波秀雄教授が「EMせっけんなるもの」と題する見解も発表されています。

ニセ科学の一番危険なところは「正しいことも言っている」という点です。「石けんは安全な洗浄剤である」「人間に都合の良い働きをする微生物がいる」「軟水を使うと石けんカスができにくい」どれも、事実です。しかし「だからシャボン玉石けんが最も優秀」「だからEM菌を石けんに混ぜれば地球が良くなる」「だから硬度ゼロ水が一番」、これは事実ではありません。

しかしスタート時点の事実が目くらましとなってその後の論理のすり替えなどに気付けないまま、間違った結論に納得してしまう人は少なくありません。

最近の森田氏は『百匹目の猿―思いが世界を変える』などの著書のある経営コンサルタント船井幸雄氏と親交を深めています。船井氏は以前よりアムウエイなどマルチ商法と紙一重の活動を行う組織を「これこそ未来のビジネス」と賛美し、ここ数年はそれに加えて波動やEM菌、チャネリング(宇宙意識との交信)や精神世界など、ニセ科学の見本のような世界に大きく傾倒しています。

森田氏と船井氏の対談(船井氏のウェブサイトより):
http://www.funaiyukio.com/dengon/index.asp?dno=200503009

船井氏の著書など:
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30974469
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31430273

「百匹目の猿現象」への考察(小波秀夫教授ウェブサイト):
http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~konami/myboard/deceitscience.html

石けんの製造販売には豊富な化学知識とそれを正しく運用する常識が必要です。森田氏が船井氏の考え方に共感しているということは、シャボン玉石けんが一般常識や正統科学とは無縁の企業であることを示しています。EM石けんの製造販売もそのように考えれば特に不思議ではありません。

2007年初頭にデータ捏造が発覚した「発掘!あるある大事典」騒ぎを覚えておられる方は多いでしょう。しかしそれ以降も、世間には似たり寄ったりのニセ情報が溢れています。石けんについても、残念ながら例外ではありません。真の意味で、情報の受け手が賢くならなければいけない時代が来ていることを痛感します。

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