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タイトルアルカリイオン水について
記事No: 1683 [関連記事]
投稿日: 2008/02/15(Fri) 15:55
投稿者ずみ

この頃 NHKラジオ「くらしの電話相談 住まい」でDIYアドバイザーがアルカリイオン水をすすめています。
石けん百貨の商品を愛用している私ならアルカリウォッシュか石けんを使うのに・・・、と思いつつ聞いています。

先日、物は試しに、買ってみました。決して安い物ではないと思います。
品名/電解アルカリ洗浄水 用途/汚れ落とし・除菌

飲用のアルカリイオン水については過去ログも検索し知っていますが、
掃除用のNHKおすすめのアルカリイオン水、どのような物か教えてください。


タイトルRe: アルカリイオン水について
記事No: 1684 [関連記事]
投稿日: 2008/02/15(Fri) 18:51
投稿者ゆずねぎ

ゆずねぎと申します。


石けん百科の『ニセ科学と石けんの諸問題』はご覧になったことがありますか?
http://www.live-science.com/test/sci/index.html

電解アルカリ洗浄水とはおそらく、
『ニセ科学〜』の中の「重曹の科学と重曹電解水について」
に書かれているようなものではないでしょうか。
http://www.live-science.com/test/sci/juso/index.html


「電解水とは何か」の項目から、かいつまんで転載すると、
※改行入れました。

> 「重曹電気分解洗浄液/重曹電解水(以下、電解水)」とは、
> 重曹を精製水に溶かした液を電気分解して商品化したもの
(略)
> 重曹水を電気分解すると、炭酸ソーダ(pH11.2)の水溶液と
> 重曹(pH8.2)の水溶液を混ぜたようなものができます。
> 炭酸ソーダと重曹を半々に混ぜたら、
> セスキ炭酸ソーダ(pH9.8)と同じような物質になります。
(略)
> 加熱する手間を考えたら、最初からセスキ炭酸ソーダや
> 炭酸ソーダを使った方が無駄がないということになります。

…ということです。
おっしゃる通り、アルカリウォッシュを使えばいいですよね。


『ニセ科学』のコンテンツ、面白いですよ。
一見もっともらしいウソだとか、本当のことも含まれるけど大部分がウソだとか、
そういった情報に気をつけよう!という気になります。


タイトルRe: アルカリイオン水について
記事No: 1685 [関連記事]
投稿日: 2008/02/15(Fri) 23:30
投稿者ずみ

ゆずねぎさん、ありがとうございます。

『ニセ科学と石けんの諸問題』を読んだことはあります。

ただ、「重曹」や「マイナスイオン」という言葉が使われていないこと、そして、民放ではなくNHKで繰り返しすすめられていることから、疑問が生まれたので質問させていただきました。



タイトルRe: アルカリイオン水について
記事No: 1686 [関連記事]
投稿日: 2008/02/16(Sat) 01:28
投稿者赤星たみこ

こんばんは、赤星と申します。

私も10年ほど前、アルカリイオン水にはまり、あまりの洗浄力のよさにびっくりしたものです。その後、この生活と科学社の石けん百科を知り、おこがましくも「アルカリイオン水ご存知ですか!! すごくいいですよ!! よかったら送ります!!」と申し上げたら、とっくにご存知で、「セスキか炭酸塩使えば同じ効果が出ますよ」とあっさり言われました(^^)

そして、実際にセスキと炭酸塩を使ってみたら、同じ洗浄力で、使い勝手はいいし、価格は安いし、アルカリイオン水を作る機械(当時18万円くらいしました)をモニターで借りていたのですが、もうすっかり使わなくなりました。

そして、知識や情報が増えていくと、アルカリイオン水は要するにpHが10〜11くらいのもので、これが油汚れなどの酸性汚れを中和して落とすのだ、ということがわかってきました。

アルカリイオン水で汚れを落とすのは、別にわるいことではないのですが、価格が高すぎると思います。
「適正」の範囲をものすごく逸脱した値段だと思います。
ずみさんのお買い求めになったものも、安くはなかったということですが、それならセスキや炭酸塩を使ったほうが断然お得だと思います。

それから、私はNHKにも時々出演しますし、NHKの方と話も良くしますが、NHKだから何でも知っている、NHKだから公正だ、ということはまったくありません。

ある民放から「重曹の使い方をやりたいので出演してください」と言われて、「重曹より石けんのほうが落ちますよ。重曹で汚れ落としが3分かかるところ、石けんなら10秒で、重曹は手間がかかりますよ」と答えました。
すると、「石けんで汚れを落としても当たり前で面白くない、重曹は食べ物なのに汚れが落ちるところが目新しい。手間がかかってもいいので、目新しいほうをやりたい」といわれ、出演を断りました。

NHKならそんなことは無いだろうと思っていたのですが、「合成洗剤より石けんのほうが落ちますよ」と言ったら、「石けん洗剤連合」だか、そういう業界団体に遠慮して、「その言葉は本番では言わないでください」と頼まれました。

また、NHKの人で、セスキや炭酸塩のことを知っていたプロデューサーやディレクターは、今まで一人もいませんでした。(民放でもいなかったですが)

NHKでも、民放でも、何らかの資格を持った人(クリーニング業とか、学者とか)の言うことはすんなり聞いてくれます。
でも、その学者の方やクリーニング業の方が、セスキや炭酸塩を知っているかというと、知らない方も多いですね。
(それくらい、セスキ、炭酸塩は知られていないのです)

でも、アルカリイオン水は、テレビでCMもあるし、DIYアドバイザーの方が使ってみて、10年前の私のように「これはいい!!」と気に入ってしまうことは十分考えられることです。
特に、今はエコ流行りですから、「これなら環境を汚さないですよ」と言われたら、強く勧めたくなる気持ちもよくわかります(10年前、私がそうでしたから)


>民放ではなくNHKで繰り返しすすめられていることから、疑問が生まれたので質問させていただきました。

NHKだからなんでも知っている、何でも正しい、ということはまったく無いのだ、ということを心に留めておいてください。

NHKでも民放でも、それから雑誌、新聞でも、「目新しいもの」をやりたがります。石けんが一番洗浄力が高いのに、毎年毎年、新しいもので掃除特集をやります。前の番組、記事と同じことをやるのは手抜きに見られる、と思っているのでしょう。だから、目新しいものに飛びつくのです。

アルカリイオン水はものすごく悪いものではないと思いますが、費用対効果を考えると、セスキ、炭酸塩のほうに軍配が上がります。


タイトルRe: アルカリイオン水について
記事No: 1687 [関連記事]
投稿日: 2008/02/16(Sat) 21:01
投稿者ずみ

赤星さん、いつもわかりやすい説明をありがとうございます。

今日、 鉛筆による汚れを セスキ・炭酸塩・アルカリイオン水を同じようにスプレーして軽くこすり、比べてみました。結果は予想通りでした。

帯電防止効果がある、という謳い文句に興味があったのですが、それについてはセスキ水溶液との違いはわかりませんでした。


> ある民放から「重曹の使い方をやりたいので出演してください」と言われて、「重曹より石けんのほうが落ちますよ。重曹で汚れ落としが3分かかるところ、石けんなら10秒で、重曹は手間がかかりますよ」と答えました。
> すると、「石けんで汚れを落としても当たり前で面白くない、重曹は食べ物なのに汚れが落ちるところが目新しい。手間がかかってもいいので、目新しいほうをやりたい」といわれ、出演を断りました。

以前、赤星さんのところで読ませていただきました。赤星さんらしくて、気持ちいいですね。


> NHKだからなんでも知っている、何でも正しい、ということはまったく無いのだ、ということを心に留めておいてください。

この話題に限らず、そうするべきですね。


石けん百科を知ってから、新しい洗剤の類を見ても冷静に判断できるようになり、助かっています。

最近は生協の宅配でもアルカリウォッシュを扱うようになり、変わったわ〜、と
感じています。

ありがとうございました。


タイトルRe: アルカリイオン水について
記事No: 1689 [関連記事]
投稿日: 2008/02/21(Thu) 10:53
投稿者

遅レスになりましたが、「電解アルカリ洗浄水」には、pH12.5の「超電水」という商品もあるようです。

電解洗浄水は重曹水か食塩水を電気分解して生成されるものと思われますが、「超電水」は超電解方法という特許製法で水を電気分解して創られる洗浄用電解アルカリ水とのことです。

pH12.5もあれば、洗浄や除菌には効果的ですし、無機塩類による洗浄は安価で、かつ洗浄剤による環境負荷を軽減するものですから、使い方さえ間違えなければ、良い洗浄剤として評価できますが、500ml・1029円という価格は高すぎますね。


タイトルRe: アルカリイオン水について
記事No: 1690 [関連記事]
投稿日: 2008/02/21(Thu) 20:25
投稿者ゆずねぎ

『水から生まれた水酸化ナトリウム』という題名の文章が面白かったです。
個人ブログなので紹介しなかったのですが、面白かったのでやっぱり紹介。
「水から生まれた=安全」という図式の商品を怪しんで考えてみる、
という姿勢が面白いです。

「NHK」プラス、「電解水」等を組み合わせて検索しヒットしたものなので
質問者さんはすでに目にされているかもしれませんが、
ご覧になっていない方は、良かったら記事の題名で検索してみて下さい。

そこで取り上げられている電解水は(リンク切れなのですが恐らく)
ツムラの「キッチンアクアショット」という商品のことかと思われます。
普通の洗浄力はあるのでしょうが、宣伝文句と値段が…どうなんでしょうね。


タイトルRe: アルカリイオン水について
記事No: 1691 [関連記事]
投稿日: 2008/02/27(Wed) 00:01
投稿者ずみ

ゆずねぎさん、ありがとうございました。

教えてくださった『水から生まれた水酸化ナトリウム』、興味深く読みました。

ツムラの商品も、知りませんでした。確かに、値段が・・・、ですね。

あちこち読んでいるうちに遅くなり、申し訳ございません。