石けんを究める広場
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タイトルRe^2: エコベール
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投稿日: 2006/06/23(Fri) 16:35
投稿者

みどりの精さん、ほあんさん、こんにちは。
レスが遅くなりましたが、エコベールのサイトを見てみました。

ほあんさんのレスで十分かと思いますが、成分について若干付け加えさせていただきます。

みどりの精さんはエコベールの成分として、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキルポリグリコシドを紹介されていますが、洗濯用洗剤にはポリオキシエチレンアルキルエーテルが使われています。
アルキルポリグリコシドは特に問題はないと思いますが、ラウリル硫酸ナトリウム(AS)とポリオキシエチレンアルキルエーテル(AE)は問題のある界面活性剤です。
両物質について詳しくは、当掲示板の前のページの「 石けんと合成洗剤 」のツリーをご参照ください。

> 補助剤に至るまで100%植物性、生分解性に優れ環境への負荷が少なく、ヨーロッパで公的機関からその安全性が認証されたというのが謳い文句ですが、

例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(AE)はどのように作られるかを考えてみれば、「100%植物性」が真っ赤な嘘であることが分かります。
同物質は石油から作った一種の強力な殺菌剤(=有毒ガス)であるエチレンオキサイドにアルコールを反応させて作られたものです。
1983年にAEが原因で100匹のコイが死亡または瀕死という事故が起こっていますが、化学分析と急性毒性試験でAEが原因物質ということが突き止められています。

ラウリル硫酸ナトリウム(AS)は別名アルキル硫酸ナトリウムといい、生化学分野ではその蛋白質変性作用による蛋白変性剤として古くから使われています。
市販のハミガキで歯をみがいた後、一時的に味覚が喪失するのは、ASの蛋白質変性作用によって舌の味覚器官の脂質が溶出するためです。
石けんに次いで正分解性がよいことは確かですが、決して「敏感肌にも優しい」界面活性剤ではありません。

> ヨーロッパではそのどういう点が安全だと認められたのでしょうか。

大部分が極めて軟水である日本と硬水地域の多いヨーロッパでの洗剤事情は単純に比較できません。
硬水でも使いやすい洗浄剤としての「安全基準」は当然違うと思います。

売り手側の宣伝文句を鵜呑みにしないことが大切だと思いますが、エコベールの謳い文句もやはり消費者だましではないでしょうか。


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