ニセ科学と石けんの諸問題 -「家庭用」軟水器の諸問題-

トップページ >>> 「家庭用」軟水器の諸問題 >>> 「硬度分布マップ」の問題点

「硬度分布マップ」の問題点

三浦工業およびシャボン玉石けんは、ホームページ上の「硬度分布マップ」に於いて硬度61〜80をピンクで、硬度81以上を赤色で示して、あたかもそれら地域の水道水全てが硬水であるかのように表示しています。シャボン玉石けんは「関東・北九州・沖縄地域は非常に高い」とご丁寧に但し書きも付けています。しかし硬度81は「中程度の軟水」であり、仰々しく赤で塗らねばならないほどの数値ではありません。

平成17(2005)年度の日本の水道統計・水質分布表(給水栓水)平均値は以下の通りです。

硬度 〜10 〜20 〜30 〜50 〜80 〜100 〜150 〜200 〜250 〜300 300〜
全体 5388 161 446 729 1668 1564 477 277 45 11 10 0
表流水 941 34 150 183 331 166 37 33 2 1 4 0
ダム湖沼 280 16 34 56 98 47 17 9 1 1 1 0
地下水 2971 59 112 264 864 1089 344 191 37 1 4 0
その他 1196 52 150 226 375 262 79 44 5 2 1 0

硬度50以下 55.7%、硬度80以下 84.7%、硬度100以下 93.6%

平成17(2005)年度 水道統計・水質分布表(給水栓水)平均値(PDFファイル)別ウィンドウでPDFファイルを開きますより抜粋

硬度100以上の地域は6%強。「硬度分布マップ」とは大分様子が違います。日本で一番水の硬度が高いと一般的に言われている沖縄ですら硬度100以下の軟水地域が70%を超えています(詳しくは、「硬度分布図」なるもの沖縄の硬度分布表(PDFファイル)別ウィンドウでPDFファイルを開きますをご覧ください)。

前へ

次へ

▲ ページトップへ

Copyright(C) 1999- , Seikatsu to Kagakusha.Co.,Ltd. all rights reserved.