ニセ科学と石けんの諸問題 -重曹の科学と重曹電解水について-

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重曹とは

化学名
炭酸水素ナトリウム(Sodium Hydrogencarbonate)/重炭酸ソーダ(Sodium bicarbonate)
形状
白い結晶、又は結晶性粉末
化学式
NaHCO3
製造方法
工業的には、塩化ナトリウム(食塩のこと)溶液の電気分解で得られた水酸化ナトリウム溶液に二酸化炭素を反応させて製造される。天然鉱石(トロナ鉱石)から精製して得ることもできる。
性質
水溶液はpH8.2(2%、20℃)のごく弱いアルカリ性を示す。 加熱すると水と二酸化炭素を放出し、270℃以上で無水炭酸ナトリウムになる。水溶液は加水分解して微アルカリ性を示し、水溶液を加熱すると、二酸化炭素と炭酸ナトリウムに分解し始める。
酸と反応して二酸化炭素を放出する(NaHCO3 + HCl → NaCl + H2O+ CO2)ことから、泡消火器やベーキングパウダー(※)などに応用される。
(※)ベーキングパウダー:重曹に酸化剤と乾燥でんぷんを混ぜたもので、焼き菓子などに用いられる。
用途(一部)
  • 脱臭剤
    酸性物質の臭いをアルカリで中和して消す。靴箱、靴、排水口や生ごみの臭いなどに効果がある。トイレのアンモニア臭はアルカリ性なので、重曹のアルカリ中和作用では消えない。
  • 研磨剤
    おだやかな研磨作用があり、陶器や金属を磨くのに使用できる。ただしアルミや銅などの柔らかい金属は傷がつくので要注意。
  • 医薬品
    内服用、主として制酸剤などに用いられる。
  • 炭酸ガス発生用
  • 食品加工(ベーキングパウダーに配合、膨張剤、アク抜き、発泡清涼飲料)

その他一般的な家庭での詳しい使い方については、石鹸百科・石鹸生活のアイテム事典の「重曹」をご参照ください。

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