石けんの製造方法(2) 枠練りと機械練り
けん化塩析法または中和法で得られたニートソープ(石けん素地)は、乾燥・配合・成形工程を経て、製品の固形石けんとなります。
この方法は、枠練り法と機械練り法の2つに大別されます。
1.枠練り法
ニートソープ(石けん素地)に香料、色素、助剤などを加えて(無添加の場合は何も加えません)、 枠の中に流し込み、長時間かけて冷却固化し、製品の大きさに切断して、自然乾燥させた後、型打ちして製品とします。
型打ちをせず、ピアノ線で切断したままの形で製品とする場合もあります。
枠練り石けんは、長時間かけて冷却するため、石けん分子が大きな結晶となり、水の中で膨潤したり 溶け崩れたりしにくい石けんとなりますが、水の含有率が多いため、保存中に変形したりすることもあります。
2.機械練り法
石けん素地を機械でチップ状またはペレット状に細断・乾燥した後、香料、色素、助剤などを加えて(無添加の場合は何も加えません)、
ロールで良く練り混ぜた後、棒状に押し出し、切断して型打ちして製品とします。工程中では、急速冷却・乾燥を行います。
機械練り石けんは、十分乾燥できるため水の含有率が少なく、また機械で良く練り合わせる間に石けんの粒子がそろい、 外観の美しい石けんとなりますが、水の中で膨潤したり溶け崩れたりしやすい欠点があります。
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