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石けんカスと酸性石けん石けんカスとは、ふつう金属石けんのことをさしますが、同じように水に溶けず再汚染の原因となる酸性石けんのことも、石けんカスと呼んでいるケースも多いようです。また、洗濯機や排水パイプに付いた汚れを石けんカスと呼んでいるケースもありますが、使いすぎて溶け残った石けんそのものであったり、油とアルカリが反応してできた二次石けんであったりすることも多いのです。石けんカス対策は、まずその「石けんカス」の実体が何かを知ることから始めることが必要です。
■ 酸性石けん石けんは、弱酸である脂肪酸と、強塩基であるナトリウムあるいはカリウムとの塩(えん)なので、水に溶けたときに、一部が次のように加水分解して、水溶液は弱アルカリになります。
加水分解で生じた脂肪酸は、石けんと結合して、水に溶けない酸性石けんとなります。 (2) RCOOH + RCOONa ―→ RCOOH・RCOONa (1)(2)は可逆反応で、石けん、脂肪酸、酸性石けんの量は一定の割合でバランスしていますが、水溶液に酸を加えると、バランスが破れて反応が右向きに移動し、酸性石けんの量が増えます。石けんの濃度が低くなっても、酸性石けんは多くなります。 酸性石けんは、水に溶けないベタベタしたもので、衣類や食器などに付着して汚れの原因になります。酸性石けんをなるべく生成させないためには、
などに気をつけると良いでしょう。
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