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アルカリ洗濯のメカニズム(1) 皮脂汚れの除去人体から出て衣服に付く汚れには、皮脂、汗、垢、血液などがあります。このうち、皮脂の成分は次表のようになっています。
表:皮脂成分(w/w %) (中西他、「被服整理学」朝倉書店,1990, p.8)
トリグリセリド(中性油)と遊離脂肪酸がそれぞれ3分の1を占めていることがわかります。 皮脂汚れの約3分の1を占める遊離脂肪酸は、アルカリ性の洗浄液に接すると、石けんとなって水に溶け、衣服から除去されます。形成された石けんは、トリグリセリドなどの他の油汚れを落とすためにも、プラスのはたらきをします。
図:25℃Na2CO3水溶液で脂肪酸混合物汚れを洗浄した際の各脂肪酸成分の除去率 実験によれば、炭酸ソーダ(Na2CO3)濃度が0.05%〜0.1%(水30リットルに対して炭酸ソーダ15〜30gを溶かした濃度に相当)のあたりから、脂肪酸汚れが良く落ちていました。 (→詳しい説明:資料編「アルカリ助剤による脂肪酸汚れの洗浄」)
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