毛・絹洗いに中性洗剤がよいとされる原因のひとつに、タンパク繊維はアルカリに弱いと...
毛・絹洗いに中性洗剤がよいとされる原因のひとつに、タンパク繊維はアルカリに弱いということがあります。しかし、アルカリ助剤が入っていない無添剤石鹸はpH10くらいの弱アルカリ性。この程度なら、繊維が目立って傷むようなことはありません。
無添剤石鹸は、汚れ(酸性物質)と反応して洗浄力が落ちやすい傾向があります。洗浄力を保つため、セスキ炭酸ソーダを加えるとよいでしょう。セスキ炭酸ソーダのpHは約9.8。無添剤石鹸と同程度なので、pHが上がりすぎる心配はありません。
洗濯中にこすったりねじったりすると、デリケートな繊維は傷みます。洗剤の種類と同様、洗い方にも充分に気を配りましょう。
ただ、どんなに気をつけて洗っても、水洗いそのものがデリケートな衣類の風合いを変えてしまうことはあります。洗う前には「手洗い可」のマークがあるかどうかよく確かめましょう。手洗い可となっていても、少しでも風合いを損ねたくない場合にはプロに任せた方が無難です。
2010年5月初出




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