水回りや電気ポット内の水垢落とし。ヘアリンスとしての使い方や、トイレの消臭&お掃除法など。
以下のコンテンツでは、酢酸を水で6倍に薄めた「5%酢酸」および「食酢」を総称して「酢」と記しています。
石鹸でシャンプーした直後の髪はアルカリ性に傾いているので、髪本来の弱酸性に戻すために、酢で中和すると手触りがよくなります。
洗面器1杯のお湯に、約30mlの酢を溶かし、髪全体に行き渡らせてからよくすすいでください。シャンプーブラシを使うと手際よくなじませることができます。
酢によるアルカリ中和作用は一瞬で済みます。酢リンスが髪に十分行き渡ったらすぐに洗い流してかまいません。
石鹸で洗濯した衣類は、合成洗剤のように柔軟剤は必要ありませんが、衣類に残ったアルカリ分を酸で中和するとさらにフワッと仕上がります。
すすぎが終わり近くになって水が透明になったら、さかずき1杯(約30ml)の酢を入れます。そのあとしばらく洗濯機を回して、衣類にまんべんなく行き渡らせたら脱水して干します。手洗いの場合も同様です。
衣類を長期間しまい込む前の衣類も、このように酢で仕上げておくと保管中の黄ばみを軽減することができます。
電気ポットを使っていると、内側が白く汚れたりざらついてきたりすることがあります。これは水に含まれるカルシウムなどのミネラル分が付着したもの。人体に害はありませんが、あまりたくさん付くとポットの性能を低下させることもあります。
※浄水フィルターのついているポットは、フィルターをはずしてから酢を入れてください。
台所や浴室などの水回りに水ハネの跡が白くこびりついてしまうことがあります。水分は蒸発してなくなりますが、水に含まれるカルシウムなどのミネラル分はそのまま残ってしまうからです
。このような汚れは、酢を含ませた布などでこすると溶かせることがあります。頑固な汚れは、酢を布に含ませてしばらくパックしてからこする、という方法がおすすめ。
お酢パックの所用時間はミネラル分のこびりつき具合によって違います。まずは20~30分くらいでパックを取りのぞき、ぼろ布などでこすってみます。傷が付きにくい素材面なら重曹を使って磨いてみるのもよいでしょう。それで落ちないようなら、さらにパック時間を延長します(注1)。
掃除が終わったら、酢の成分が表面に残らないよう充分水拭きしましょう。
注1 金属面の水垢取りの場合、お酢パックの溶液が濃すぎたり時間が長すぎたりすると金属表面を傷めることがあります。パックしたまま一晩放置するというような極端なことは止めましょう。
黄ばんだ畳は、酢水を浸して固く絞ったぞうきんで拭くと、黄ばみが少し薄くなります。拭くときは畳の目に沿って軽く拭きます。
使用量: 水2リットルに酢約100ml(コップ半分くらい)
水で2倍に薄めた酢(=12倍に薄めた酢酸)をスプレー容器に入れておき、臭いの気になるところに吹きかけて拭います。アンモニア臭はアルカリ性の臭いなので、酸で中和されて消えます。 便器やその周囲の拭き掃除にも使い続けると、尿石ができにくくなったり、アンモニア臭いが出にくくなったります。
2009年11月11日