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目次
実践編  衣類のお手入れ
実践編

● 洗濯物の上手な干し方

洗濯が終わった後は、できるだけ早く干しましょう。洗い終わったものを水につけたままにしておくのは、水道水の残留塩素の影響を受けたり、染料が流れたりしてトラブルの原因になることがあるので、避けたほうが無難です。特に、流水につけたままにしておくことは絶対に避けましょう。すぐに干せないようなときには洗濯しないのがいちばんですが、やむを得ず干さないまま放置してしまった場合は、もう一度軽くすすいでから脱水してすぐに干すと、トラブルが少ないようです。

日光に当てて干すのは気持ちの良いものですが、繊維によっては、直射日光を当ててはいけないものがあるので、注意が必要です。取扱い表示を見て適切な干し方を選びましょう。絹、毛、ナイロン、ポリウレタンは、紫外線によって黄変したりもろくなったりするので、陰干しが適しています。また、綿に使われる染料は、日光によって褪せたり変色したりするので、色合いを大切にしたい綿の衣類は、裏返しにして干すとよいでしょう。蛍光増白剤も染料の一種で、直射日光で黄変するので、白物でも注意が必要です。ポリエステルやアクリルは、繊維、染料とも、日光の影響をほとんど受けません。

早く乾かすためには、蒸発面積を広くし、風当たりを良くすることが大切です。シーツや毛布などの大きなものは、太い物干し竿を使ったり、竿を2〜3本一緒に使って蒸発面積を広くすると、早く乾きます。室内干しの場合は、窓を少し開けて空気の通り道を作り、扇風機を利用して洗濯物に風を当ててやると、乾きやすくなります。

(2001年9月)

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