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● 石けんの泡の役目石けんの泡は、洗うときにいろいろな役目を果たしています。泡の役目は、洗うものや洗い方によって少しずつ違っています。 泡をぬりつけて、しばらく時間をおいて汚れを浮かせる洗い方があります。網戸を洗うときや、カーペットのしみ抜きのときがそうです。顔を洗うときも、泡で汚れを浮かせるようにして洗います。泡には、汚れを吸い出して包み込むはたらきがあります。 洗濯のときも泡は大事ですが、これは泡で汚れを吸い出しているというわけではありません。洗濯物のほとんどは水の中に入っていて、水面の泡に触れているのはごく一部だけなので、網戸洗いのように泡で汚れを吸い出すわけにはいきません。洗濯のときの泡は、十分な量の石けんが水に溶け込んでいて、洗浄力が十分ある、ということの目安になります。そして、水面に浮かんできた石けんカスなどの汚れを包み込んで、衣類に付着するのを防ぐはたらきもしています。 シャンプーのときの泡は、汚れを吸い出すだけでなく、髪の毛同士の摩擦をやわらげるクッションのはたらきをしています。泡がないと、髪の毛がこすれあって傷んでしまいます。顔や身体を洗うときも、泡で包むようにして洗うと、摩擦による肌への刺激が少なくてすみます。 このように、泡は大切な役目をしているので、石けんを使うときには泡にも注目してみるといいですね。 (泡についてのさらに詳しい説明は、理論編「泡と洗浄」にあります。→理論編「泡と洗浄」) |