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目次
基礎知識編  知っておきたい石けんの知識
基礎知識編

● 「炭酸塩」って何?赤ちゃんにも安心なの?

洗濯用の粉石けんには、ふつう、「炭酸塩」という助剤がはいっています。 助剤というのは、石けんの働きを助けるものです。

石けんを水に溶かすと弱アルカリ性になりますが、汗や食べ物の汁など、汚れには酸性のものが多いので、汚れた衣類を石けん液に入れると、石けんは中和されてしまいます。 そうなると、せっかくの石けんも効果がなくなってしまいます。

炭酸塩は、化学名では「炭酸ナトリウム」といいます。水に溶かすとアルカリ性になるのですが、少しぐらい酸を加えても、pH(アルカリ性の強さの程度)があまり変わらないという性質があります。 温泉のお湯などに含まれていて、天然にある物質ですが、それ自体にも洗浄力があるので、古くから綿布の洗濯に使われてきました。

この炭酸塩を石けんに加えて洗濯すると、酸性の汚れが溶け出しても、pHがあまり変わらないので、石けんの効果が落ちません。その上、炭酸塩自体にも洗浄力があるので、石けんと助け合って抜群の洗浄力を発揮します。

炭酸塩の入った石けんは、洗浄力が強く肌の脂を落としてしまうので、直接肌を洗うのには向きませんし、手で洗濯をする場合にも、手の脂が落ちてしまうので、皮脂分泌の少ない人は直接触らないほうが良いでしょう。でも、洗濯機を使う場合なら、直接触ることもなく、洗濯物をすすいだ後には炭酸塩はほとんど残りませんから、問題ありません。赤ちゃんの衣類を洗うときも、洗濯機洗いなら問題なく使えます。わずかに残った炭酸塩がどうしても気になる場合には、最後に酢やクエン酸で中和すれば良いでしょう。

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