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● 主役から脇役へ 〜アルカリ助剤について〜
汚れに対する浸透、乳化、分散などの力が優れた界面活性剤が洗浄剤の主体となった現在、アルカリ剤は洗浄力を高めるための助剤としての役割を果たしています。アルカリ剤には炭酸ナトリウムとケイ酸ナトリウムが用いられています。
洗浄におけるアルカリの作用は次のような効果があります。(阿部芳郎著「洗剤通論」より)
- 水中の、あるいは汚れに由来するカルシウムイオンやマグネシウムイオンを封鎖したり、沈殿させて洗浄液を軟化する。
- 洗浄液をアルカリ性とし、汚れの油脂、脂肪酸を石けんに変える。
- アルカリ緩衝作用を示し、洗濯に好適のpHを維持する。
- 石けん溶液中で界面活性相乗作用を発揮する。
- 汚れの除去、解膠、乳化、分散を助けてその再沈着を防止する。
炭酸ナトリウムについて詳しくは理論編「炭酸塩のはなし」を参照してください。
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