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せっけんメーカーを育てよう

せっけん運動がなかなか進まない理由の一つに、売っている店が少ないということがあり...

せっけん運動がなかなか進まない理由の一つに、売っている店が少ないということがあります。そういう意味では、せっけんを売っているお店は貴重な存在です。ただスーパーマーケットなどで、花王やライオンの粉せっけんが置いてあるのは、あまりうれしいとは思えません。片手で合成洗剤を作って大もうけしている会社の製品はボイコットすべきです。

現在、せっけんしか作っていないという良心的な会社は、全国に数えるほどしかないと思います。そういう会社のものをもっと大切にして育てるべきです。ただそういうせっけんは、みかけが悪いとか、利幅が少ないとか、色いろな点で大メーカーのものにくらべて、残念ながら商品としての魅力に乏しいのです。せっけんとしては非常にすぐれているものが多いのですが、利幅が少ないということは商売にとって決定的な欠点です。だから本当に良いせっけんは、共同購入で入手するしかない場合が多いと思います。

共同購入は、世話をしてくれる人の献身的な努力なくしてはなりたちません。どんなに大へんなことかは、やっている人にしかわかりません。

このことは、安全な食べ物などの共同購入についても同じことが言えます。あまりグループを大きくしすぎると、かえって弊害が出てくることもあります。今の世の中で、安全なものが、そんなに大量に集められるはずがないのですから。

確かに良い石けんは、共同購入でしか手に入らない時代がありました。そのことが石けんの普及にマイナスだったことは、このシリーズの25『「石けん運動」について』の補足にも書きました。そして未だに石けんを置いてくれているお店は少ないのです。それに最近は主婦のグループでの扱いが、極端に減ってきました。人の世話はしたくない、人に世話になりたくないという人が増えて来て、どうしても欲しい人は、少しくらい高くなっても、自分の分だけ直接取り寄せるという人が増えてきました。このことが良いことなのかどうかは、判断に苦しみます。

※このコーナーでは、石川貞二さんの文章をそのまま掲載しています。当「石鹸百科」とは異なる見解が含まれていることがあります。

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