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アルカリ助剤による脂肪酸汚れの洗浄

図:25℃Na2CO3水溶液で脂肪酸混合物汚れを洗浄した際の各脂肪酸成分の除去率
(出典:小谷・新・藤井・奥山, 油化学, 27, 7, 450-453,1978)

皮脂汚れの約30%を占める遊離脂肪酸がアルカリ助剤によってどのように除去されるかを調べるために、皮脂中の代表的な遊離脂肪酸を混合したモデル汚れを作り、綿布につけたものを洗浄した実験の結果である。

炭酸ソーダ(Na2CO3)濃度が0.05%〜0.1%のあたりから、脂肪酸汚れが良く落ちていることが分かる。(水30リットルに対して炭酸ソーダ15〜30gを溶かした濃度に相当する。)

脂肪酸の種類では、C12ラウリン酸が最も落ちやすく、次いでC14ミリスチン酸、C18:1オレイン酸、C16パルミチン酸、C18ステアリン酸の順である。これは、生成した各脂肪酸石けんの溶解度の違いによるものと考えられる。

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